自然災害保険を考えよう

近年、マグニチュード7クラスの地震が発生したり河川が増水して氾濫したりと、自然による災害が増えて心配になっている方がいることでしょう。特に川や山に近い住宅に暮らしていらっしゃる場合は心配の度合いもより深刻なものとなっているかと思います。今回は、そんな災害に対する保険を考えていきましょう。


自然災害と一口に言っても、様々な種類の災害を考えることができます。火災に始まり、水災、風災、それと最初に挙げました地震災害なんかも自然災害の一つです。


まだまだあるぞ、と言う方もいることかと思いますが、実際のところ自然災害というのものは火災保険だけでそのほとんどを賄うことができます。かと言って火災保険だけに加入しておけば安心というわけでもありません。保障内容を調べることが大切です。


まず、火災保険が基本的に保障してくれるものは火災・落雷・破裂・爆発などの災害です。そこに水災や風災などの保険を追加していく形になります。また、地震保険は火災保険とセットで契約しなければならないので、火災保険に追加するものだと思っていただいて差し支えありません。


突然ですが、ここで保険料の見直しをしましょう。地震保険は本当に必要でしょうか? 地震保険は全壊で全額、半壊で半分、一部損で5%の保険金を受け取ることができます。ですが、地震保険は全壊認定が厳しいという話を聞いたことはありませんか。


災害後に写真を撮っておかなければいけないとか、大きな被害でも半壊認定すらされないことがあるなどの報道が以前はありました。現在では東日本大震災を経て改善されているとのことですが、やはり他の災害に対する保険よりも厳しいのは変わりません。


また、その他の自然災害保険においても保険料の見直しは十分に可能です。火災保険の補償対象となるものは”住宅”と”家財”ですので、住宅が焼失すれば家財も一緒に燃えてしまう火災では双方に保険をかけておくことが有効でしょう。


ですが、これが風災になったときはどうでしょうか?例えば台風などで屋根や壁が損傷を受けたとしても、家財にまで被害が及ぶなんてことはまれです。なので風災の場合には家財への補償はあまり必要とされないのです。水災になれば逆に家財への補償がメインとなるでしょう。


批判的なことを繰り返してきましたが、自然災害保険が必要ないと言っているわけではありません。台風がよく来る地域ならば風災の保険が、川の近くに住居を構えているのなら水災の保険が、臨海部などの液状化の恐れがある場所では地震保険が必要になってくることでしょう。大切なのは、今の自分に必要な保険を考えて保険料の見直しを行うことです。これから到来するであろう災害にしっかりと備えて、安心できる人生を送りましょう。

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